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完全に農薬を使わないお茶の理由



「今は回数が少なくなってきたようですが、それでもお茶作りには7,8回、多ければ昔のように15回は農薬を散布するんです。この農薬は粘着剤といわれる種類で、ノリのようなものです。雨が降ってもなかなか落ちるものではありません。お茶というのはご存知の通り、葉を収穫して乾燥、選別させ、そのまま家庭に出回っているのです。農薬を洗い落とすという工程はどこにもありません。つまり、農薬をそのまま飲んでいるんですよ。」

吉村茶園の後継ぎだった私は、23歳の時に、静岡県榛原郡金谷町にあるお茶の国立試験場に入学しました。しかし、受講する講義は、農薬散布の時期や量のことばかりでした。お茶園経営には、農薬の使用があたり前、というのがその頃の常識で、講師はそれしかないという考えに支配されていました。しかし、私は、こう疑問をぶつけました。「うちの農園では農薬を使っていない」と。「それから大騒ぎでしたよ。試験場の先生方や農林水産省からは、お茶の権威の博士達が近くの旅館に泊り込みで、1ヶ月にわたる調査が行なわれました。その結果、農林水産省のリポートに発表されました。

結果は無農薬でも、お茶の栽培はできるというもの。いわば国から無農薬茶のお墨付きをもらったも同然です。
害虫駆除に農薬を使う。一度は効果があるが、害虫はその農薬に適応し、さらに強い農薬を使わざるを得ない。悪循環の始まりです。生態系は崩れ、農薬は土に残留します。一度でも農薬を使うと、その畑は二度と昔のようには戻りません。農薬は怖いんです。

⇒農林水産省のリポート資料はこちら